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2007年8月 1日 (水)

1 学習システムの転換はなぜ必要か?

(以下本文)
1−1 目標の転換

 <知識から人間へ>
近代百年の教育の目標は、知識の注入ということでした。知識を与えれば、それが行動するときの力になると考えていたのです。
しかし人間は知識をもつことによって、行動できるようになる動物ではないことがわかって来ました。人間の行動自体を形成することが必要なのです。人間すなわち行動が問題です。
教育は知識を与えることだという目標観を改めなければならないのです。

1−2 知識注入からの脱出

知識注入という考え方の教育は、必然的に学級集団に対する一人の教師による教育という形態を生み出しました。そこでは知識を詰めこんだ教科書と教師の講義という形式が重要な役割をもっています。
あらゆる教育が、一人の教師—教科書—生徒集団というシステムの中で行なわれてきました。このシステムを転換することが、現代の堕落した教育を救う道です。

1−3 学級体制からの脱出

学級体制の中であらゆる学習を処理しようということが、大きな間違いをつくっています。われわれはそれに気がついていませんが一人一人の学習者の行動を形成してやることが、いつの間にか忘れられました。グループの共同作業、共同思考も本格的には行なえません。じゅっぱひとからげの知識注入では、行動の習慣・態度を育てることもできません。
総じて人間不在の教育を生み出しました。

1−4 行動による学習

人間は行動させることによって行動することを習得する動物です。
行動の仕方を知識として与えても行動できるようにはならないのです。たとえば自動車の運転を考えてください。いくら行動の仕方を言葉で教えてもだめです。自分で行動する以外手はありません。
これは考えるということについても同じなのです。自分の目の前にある行動の対象に向かって考えさせることによって、考えることができるようになります。

1−5 システムの転換とは

知識を与える学習の場をつくりかえて、学習者が自ら行動して、自らの力で知識としてまとめる行動をさせる学習の場にすることがシステムの転換なのです。
機器を使うことがシステム化であるなどという考え方は、改めなければなりません。従来の教育方式で機器を使えば、人間不在の教育がますますひどくなって堕落するばかりでしょう。

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