最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 2 人間を育てる学習の基本は何か! | トップページ | 4 学習環境をどうつくるか »

2007年8月 2日 (木)

3 学習するシステムはどのように設計するのか

3−1 一人一人の行動の場をつくる

新しい学習システムを設計する基本的な考え方は、学習者一人一人の行動する場をつくるということです。学級を一括して教師と問答をするなどということでは、一人一人が責任をもって行動する場にはなりません。一人一人に対して行動(思考)する場をつくることです。集団討議でも一人一人が参加する場とならねばなりません。教師が中心になって学級を動かすという考え方をやめることです。

3ー2 目標行動を明確にする

教育の目標として知識・理解・態度・技能などと考えますが、それらもどういう対象に対して、どういう神経の働かせ方をすることなのかという考えで、一度検討し直すことが必要です。理解などというものも、学習者がどういう対象をどのように見て、どういう関係をとらえる行動かというように見直すのです。そうすると学習者という人間の、神経の働き方の問題が見えて来ます。目標となる行動を明確にすることです。

3−3 行動分析

つぎには、その目標となる行動を実際にやれる人をとらえてその行動する神経のあり方を分析する必要があります。またそういう行動のできない人と比べてみることも必要です。そうするとどういう神経の使い方が必要なのかということが明らかになります。行動分析で大切なのは、目に見える行動(表現)の背後にかくれている、頭の中の行動(測定)をとらえることです。ある表現がとられるには、必ずそうなる根拠があります。その神経の使い方をとらえることが大切です。

3−4 行動のプログラムをつくる

行動分析によって、神経の使い方がとらえられたら、その神経の使い方を学習者に実地に行なわせる場をつくるのです。つまり学習のプログラムをつくることで、その順序、その教材、その教材を提示する教具、その行動の結果を自覚し修正し、次に移って行く過程などを設計することがプログラムの設計です。必要に応じて、教育の機器を使うことが考えられます。学習プログラムによってどういう機器が必要になるかを考えることが大切です。

« 2 人間を育てる学習の基本は何か! | トップページ | 4 学習環境をどうつくるか »

「行動的人間を育てる学習システム」」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/162099/15980322

この記事へのトラックバック一覧です: 3 学習するシステムはどのように設計するのか:

« 2 人間を育てる学習の基本は何か! | トップページ | 4 学習環境をどうつくるか »